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マイクレル社、二重押下ボタン遅延認識機能付きのハードリセット生成ICを超小型パッケージで提供

~ 新型ICにて多様なコンシューマ製品のサイズ/低消費電力に答えつつ不測のリセットを防ぐ ~

米アナログ、広帯域通信、イーサネットICソリューションの業界のリーダーである米国マイクレル・セミコンダクタ社の日本法人マイクレル・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(以下:マイクレル社、横浜市西区みなとみらい 代表取締役社長:山本一博)は、業界で世界最小のプッシュボタンリセットICのMIC2782を、本日発表した。0.8mm x 1.2mmチップスケールパッケージングで提供されるMIC2782の特徴は、6~12秒の二重プッシュボタンリセット入力および拡張セットアップ時間。ハードシステムリセットを安全に生成することを意図した二重入力およびセットアップ時間拡張により、スマートフォン、タブレット、電子書籍、セットトップボックス、PND (personal navigation device)、玩具などで、不測のシステムリセットを防止する。MIC2782は現在量産品の発注が可能で、価格は1000個ロットでの単価が$0.25から。
「MIC2782は、不測のハードリセットの可能性を実質上ゼロにしたいと考えているコンシューマ製品メーカ用に設計されている。」と、マイクレル社アナログ事業部マーケティング部長のBrian Hedayati氏は述べた。「二重押下対応MIC2782では、消費電流が僅か2.2マイクロアンペアで動作し、1平方ミリメートル以下と超小型で、柔軟かつ洗練されたソリューションを提供する。これにより、デバイスは、スマートフォンやタブレットなど、部品スペースが制限され電力要件の厳しい機器に最適なものとなっている。」
MIC2782は、両方のプッシュボタン入力端子が、選択可能な6秒、8秒、10秒または12秒のセットアップ時間のあいだ低く保たれた後で、0.5秒、1秒または2秒のリセットタイムアウト時間を持つリセットパルスを生成する。デバイスの特徴として、第2の出力があり、両方のプッシュボタン入力が押下されている場合に、即時にアクティブとなり、ひとつまたは両方のボタンが押下されてない場合に、非アクティブになる。MIC2782は、プッシュボタン入力端子が内部で65Kオームの抵抗でプルアップされており外部プルアップを不要としている。設計者が単一プッシュボタンリセットを望む場合は、両方のプッシュボタンを結線すればよい。出力は、オープンドレインで、1.5V電源で0.5mAの電流をシンクすることができる。MIC2782は、1.5Vから5.5Vの電源電圧範囲で動作し、3.3Vの電源電圧において僅か2.2マイクロアンペアの消費電流で済む。 省スペース 6バンプ、0.4mmピッチ、0.8mm x 1.2mm x 0.525mmウエハーレベルチップスケールパッケージで提供され、-40℃~+85°の温度範囲で動作可能。

新製品の画像データはこちらから入手可能。
http://www.micrel.com/press/hi-res_pr_photos/2012/MIC2782FINAL.jpg
製品詳細、データシートはこちらから入手可能(英文)。
http://www.micrel.com/page.do?page=/product-info/products/mic2782.jsp

Uマイクレル・セミコンダクタについて

マイクレル社はグローバルな半導体サプライヤとして、アナログ、イーサネット、広帯域通信に使用されるICソリューションを世界市場に提供している。同社製品には最先端のミクスドシグナル製品、アナログ製品、パワー半導体、高性能通信用スイッチ、クロック管理スイッチ、イーサネット・スイッチおよびPHY製品がある。ユーザにはエンタープライズ、民生、工業、モバイル、通信、自動車、コンピュータ製品などの有力メーカが含まれる。
本社と最先端のウエハ製造設備は米国カリフォルニア州サンノゼにあり、米州、欧州、アジア全域に地域販売代理店とカスタマーサポートの拠点、先端テクノロジのデザインセンタがある。さらにマイクレル社は世界に広範な流通販売網と代表事務所を保持している。
詳しい情報はhttp://www.micrel.jp/から入手可能。

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