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ユーブロックス社、 業界最小スタンドアローンGNSSモジュールEVA-7Mを発表。 - GPS/QZSSまたはGLONASS用測位モジュールに必要なのはアンテナのみ -

スイスのu-blox AG(日本法人:ユーブロックスジャパン株式会社、東京港区、代表 仲 哲周) は本日、業界最小スタンドアローンGNSS測位モジュールEVA-7Mを市場投入すると発表しました。

EVA-7Mは、コストとスペースに敏感なアプリケーション向けに設計され、高集積化された7 x 7 x 1.1 mm LGAモジュールで、クリスタルと受動素子を含む全ての必要なコンポーネントで構成されていますので、アンテナを追加するだけで直ちにグローバル・ポジショニング機能が得られます。

この測位モジュールは、米国GPS、ロシアGLONASS、日本QZSSおよびSBAS補強システムをサポートしています。これは、ユーブロックス社の独自GNSS技術u-blox 7に基づいており、GPS衛星追跡の受信感度は-160 dBm(GLONASS衛星では-158 dBm)で、データ収集も高速であり、高効率のパワー・コンバーターを使用しているために消費電力はu-blox 7モジュールの中でも最小(3 Vで15 mA)になっています。

EVA-7Mでは、アナログ領域(RF)とデジタル領域が十分に分離されており、またLGAパッドが一列に並べられているので、最終製品への実装が容易です。市販されている他のGNSSレシーバーとは異なり、EVAはスタンドアローンのGNSSレシーバーで、ホストの搭載や余分なRFコンポーネントなしで測位が可能です。また、電子部品表とシステム・コストが最小になるように最適化されています。

「EVA-7Mは、組み込み型衛星測位システムの携帯性を次のレベルに引き上げました。このモジュールは、生産の容易性に高いプライオリティを置いて開発されてきています。QFN類似のフットプリントで接続部が4辺に配置されており、コンポーネントが高集積化されていますので、中から大量の生産規模には最適なソリューションです。
これにより、生産の歩留まりが最初から高くなるという、特にコストに敏感な大量生産の産業/民生アプリケーションの重要な基準を満たしています」と、ユーブロックス社プロダクト・マーケティング副社長Thomas Niggは述べています。

UARTとI2Cインターフェイスにより、ホスト・プロセッサへの接続には柔軟性があります。EVA-7Mはユーブロックス社のSARA 2G、LISA 3G、TOBY LTEの各セルラー・モジュールと直接通信できますので、より進んだ追跡や位置認識アプリケーションのサポートが可能です。

このモジュールは、民生、産業および自動車のアフターマーケットの各アプリケーションに最適です。最初のサンプルは2014年の第一四半期です。
EVA-7Mの高解像度写真はこちら(http://www.u-blox.com/images/stories/eva-7m_hi-res.jpg)から入手できます。

EVA-7Mの詳細は、弊社のWebサイトをご覧ください。またサンプルと評価情報については最寄りの弊社販売代理店にお問い合わせください。

ユーブロックスについて

ユーブロックス(SIX:UBXN)はスイスを本拠にし、民生、産業および自動車市場向けに測位用半導体ソリューションとワイヤレス通信用半導体ソリューションを提供する世界的リーダーです。同社のソリューションにより、 人、自動車や機械等がそれぞれの位置を正確に決定し、さらに音声、テキスト、ビデオでワイヤレス通信を行うことができます。ユーブロックスはチップ、モジュール、ソフトウェアの各ソリューションを多種用意して独自の地位を占め、OEMメーカーの皆様が革新的で、個人的、専門家的、あるいはM2Mソリューションを迅速かつ廉価に開発するお手伝いをしています。ユーブロックスはスイスのタルウィルに本社を置き、世界の各地特に欧州、アジア、米国に多くのオフィスを構えています。
詳細については、www.u-blox.com/ja/ をご覧ください。

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