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ユーブロックス社、 低消費電力マルチGNSSプラットフォームu-blox 7を発表 ~GPS / GLONASS / QZSSをサポートし、GalileoとCompassにも対応~

スイスのu-blox AG(日本法人:ユーブロックスジャパン株式会社、東京港区、代表 仲 哲周) は、次世代の中核技術となる測位技術プラットフォーム、u-blox 7を発表しました。既存の全地球的航法衛星システム(GNSS)と将来のGNSSにも対応するこのプラットフォームは、マルチGNSSレシーバーICであるUBX-G7020に基づくものであり、他のスタンドアローン・ソリューションに比較して少なくとも1/3の低消費電力で動作します。

ユーブロックス社UBX-G7020は、追従時の消費電力が7 mWですのでバッテリーの長寿命化が要求される、高感度で小型の高速測位システムに最適です。またUBX-G7020は米国、ロシア、日本およびEUの衛星測位システムに加えて、すべての衛星航法補強システム(SBAS)もサポートしています。

「衛星システムがGPSを超えて拡大するに伴い、すべての新しいグローバル航法標準に対応したシステムを設計するにはu-blox 7が重要なステップとなります。特に、現在フル稼働しているロシアのGLONASSは注目に値します。弊社のマルチGNSS対応UBX-G7020レシーバーICは、これに加えて、顧客の重要な2つのニーズ:低消費電力と小型化の要件を備えています」と、ユーブロックス社の協同創設者でR&Dハードウェ
アの副社長Andreas Thielは述べています。

このチップは、部品点数の最少化が可能で、低コストのスタンドアローン・ソリューションが得られるように設計されています。このレシーバーに必要な外付け部品は8個のみです。2層基板のスペース30 mm2に実装可能で、標準クリスタルとTCXOも使用できます。また、位置、速度、時間に関する自動ロギング機能を提供します。 A-GPSとユーブロックス社独自のCellLocateTMハイブリッドGNSS/セルラー測位技術を搭載していますので、屋内位置決めを含む先進のテレマティクス・アプリケーションが可能です。今回発表の新製品には標準グレードと車載グレードがあります。

マルチGNSSレシーバー・チップUBX-G7020の最初の評価用サンプルが現在利用可能です。まもなく、弊社モジュールユーザーは、MAX、NEOおよびLEAフォーム・ファクターに容易に移行できます。これらユーブロックス社の一般的なモジュール・シリーズは、すべて新しいu-blox 7プラットフォームにグレードアップ可能です。

u-blox 7のソフトウェアは、u-blox 5およびu-blox 6のソフトと互換性がありますので、それらモジュールは差し替え互換となります。前の世代の両プラットフォームも完全にサポートされています。 ユーブロックス社はGNSS技術をICとモジュール形式の両方で提供していますので、広範なアプリケーションで最大の設計柔軟性が得られます。u-blox 7マルチGNSSプラットフォームの性能を評価する際には、すべてのu-blox 7ベースのチップとモジュールをサポートしている評価用キットをご使用ください。

詳細については、最寄りの弊社販売代理店にお問い合わせください。

ユーブロックスについて

ユーブロックスは、M2M、自動車および民生市場に対する測位技術とワイヤレス技術の世界的リーダー企業で、スイスに本拠を置き、 スイス証券取引所に上場(UBXN)しています。弊社のGPS、GLONASS、GalileoおよびQZSSレシーバーと通信モジュール、ICおよびソフトウェア・ソリューションにより、人、機器、自動車や機械等がそれぞれの位置を正確に決定し、さらにモバイル・ネットワークを介して通信を行うことができます。ユーブロックスはスイスを本拠に、欧州、アジア、米国など世界中にオフィスを構えています。
ユーブロックの詳細については、次のURLをご覧ください www.u-blox.com

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