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STマイクロエレクトロニクス CERNによるヒッグス粒子発見を称賛

~ 125GeVでヒッグス粒子を発見した機器に使用されている独創的なセンサおよびレギュレータの開発メーカーとして科学者と共に成功を喜ぶ ~

エレクトロニクス分野の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、CERNが長期間にわたって探し続けていたヒッグス粒子を発見したという発表(7月4日)を受け、関与した多国籍チームに祝意を送りました。

STは、ヒッグス粒子を探索するCERNの大型ハドロン衝突型加速器(LHC)内で使用されるCMS(Compact Muon Solenoid)およびATLAS検出器向けに特別に設計された電子部品を提供してきました。STのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼 インダストリアル・マルチセグメント部門ジェネラル・マネージャであるカメロ・パパは、次の様にコメントしています。「これは、装置の製造、データ収集・処理および結果検証に数千名の人間が関わる国際的な取り組みでした。宇宙と我々の本質に関する重大な真実を明らかにするこの重要プロジェクトで、STがいかに小さな役割であっても貢献できたことは、意義のあることでした。」

STは、2002年からCMSに数千個のシリコン・センサを提供してきました。CMSは、陽子同士の衝突でエネルギーがどのように有限質量の粒子に変換されるかを観測し、ビッグ・バンの後で物質がどのように存在するようになったかを観測できるようにする粒子検出器です。これらのセンサには、従来の半導体ダイの約100倍のダイサイズで、極めて高い精度を実現することなどが求められます。STは、高品質な自社製造プロセスにより、必要な清浄度を持つセンサを生産することができました。

一方、ATLAS検出器には、液体アルゴン熱量計エレクトロニクスに使用される放射線耐性を強化した独自の正負ボルテージ・レギュレータ、ピクセル検出器、遷移放射追跡検出器、およびその他のサブシステムを開発しました。STは、極めて高レベルの放射線にさらされた場合でも、高い信頼性で十分な電流を供給できるレギュレータを提供したことで、2006 ATLAS Supplier Awardを受賞しています。同技術は、数年前より、衛星・航空宇宙分野で利用されています。
さらにSTは、ボルテージ・レギュレータの他にも4万個を超える耐放射線型ダイオードをATLASに提供してきました。

プロジェクトの背景

CMSチームとATLASチームが7月4日に発表した結果は、約125 GeVの質量を持つヒッグス粒子と一致する新たな粒子であると考えられます。観測された粒子が実際に存在する粒子ではなく統計的な偶然であった可能性は350万分の1に過ぎないと結果検証が示しています。

光子が電磁場に関連付けられた量子粒子であるのと同様に、ヒッグス場に関連付けられた量子粒子としてのヒッグス粒子の存在は、1960年代に理論物理学者であるピーター・ヒッグスが予想しました。ヒッグス場とヒッグス粒子は、素粒子物理学の標準モデルを否定する観測結果を説明するために科学者が考案したメカニズムの本質です。素粒子物理学の標準モデルは、宇宙のあらゆる物質を形作る基本粒子とそれらに作用する電磁力、弱い力および強い力の影響を説明する、今日の最も正確な理論です。

LHCでの初期段階の実験は、標準モデルを1%以内で確認しましたが、ヒッグス粒子はこれまで見つかっていませんでした。CERNのロルフ・ホイヤ所長は、「これは歴史的な出来事ですが、始まりに過ぎません。」とコメントし、これはグローバルな取り組みによるグローバルな成功で、将来に対してグローバルに意味を持つと結論付けました。

STマイクロエレクトロニクスについて

STは、Sense & Powerおよびマルチメディア・コンバージェンス分野の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。
エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。2011年の売上は97.3億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。

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