OBCが、次世代通信VALUX® に対応した資金集中･配分管理システム 「OFFICE BANK Value 資金集中管理システム」を発売 ～　全社の資金を一括管理でき、本社への資金集中や、店舗・営業所への資金配分をリアルタイムに実行　～

業務ソリューションベンダー大手　株式会社オービックビジネスコンサルタント（代表取締役社長：和田成史／本社東京都新宿区：東証1部 登録銘柄コード4733：以下OBC）は、全社資金を本社で一括集中管理でき、効率的な資金運用を実現する「OFFICE BANK Value 資金集中管理システム」を平成24年6月6日に発売開始いたします。

弊社では、1998年に「OFFICE BANK」シリーズを開発して以来、全国の金融機関でエレクトロニックバンキングシステムとして採用され、オフィスにいながら振込や送金指示の行える環境を企業に提供して参りました。

最新製品となる「OFFICE BANK Value 資金集中管理システム」は、店舗・営業所等、複数にまたがる銀行取引口座の資金集中・配分を本社で一括管理ができ、振込振替や照会も可能にします。
これにより、資金運用が無駄なく効率的に行え、事業所間の資金の過不足を解消することで、企業全体の資金の最適化が図れるとともに、事務コスト削減にも繋がります。

通信方式は、次世代通信VALUX®に対応し、従来方式のダイヤルアップ（ANSER-SPC ® /ANSERホームユース）にも対応しておりますので、金融機関の対応状況にあわせて通信方式をお選びいただけます。

■「OFFICE BANK Value 資金集中管理システム」の特長

1．資金管理の効率化
資金管理を集中し、店舗の売上回収や資金運用・調達を本社での一括管理を可能にします。全社の資金効率が向上し、各グループ会社は、支払口座の残高管理から解放されます。

2．経理事務の効率化
営業所から本社へ個別に行う資金移動が不要になります。資金移動結果や残高照会結果はExcelへの出力が可能で、集計に活用でき、事務負担の軽減に役立ちます。

3．セキュリティ統制の強化
利用者の権限設定や操作履歴機能により、不正使用や改ざんを防止、セキュアな環境で安心してご利用いただけます。

■「OFFICE BANK Value 資金集中管理システム」の主な機能

＜資金集中＞
店舗の子口座にある売上金を指定条件に照らし、本社口座に集中させます。子口座の余剰残高を本社口座に集中させることで、本社で効率的に資金運用が可能となります。
例1）指定金額を30万円に設定し、子口座から本社口座に30万円を集中
例2）目標残高を30万円に設定し、子口座において30万円を超過した額を本社口座に集中

＜資金配分＞
営業所に対する経費資金を指定条件に照らし、本社口座から子口座に配分します。子口座の残高を一定に保ちます。
例1）指定金額を30万円に設定し、本社口座から子口座に30万円を配分
例2）目標残高を100万円に、起動金額を40万円設定し、子口座の残高が40万円を切ると資金配分

＜残高調整＞
子口座の残高が指定残高になるように自動的に集中と配分を実施します。
例1）目標残高を80万円に設定し、超過した金額を本社口座に集中
例2）目標残高を80万円に設定し、子口座の残高が80万円を切ると資金配分

いずれの処理も事前に資金移動後の残高シミュレーションが可能で、都度、条件の見直しが行えます。さらに予約振込が可能なので、資金移動の受付時間に縛られることなく、効率の良い業務処理を行えます。

＜カスタマイズモデルを用意＞
すでに所有されている業務システムとの連携をご要望の企業向けに、カスタマイズ可能なハイグレードモデルも用意しています。

■次世代通信VALUX® とは

VALUXは、株式会社エヌ・ティ・ティ・データが提供する認証プラットフォームで、各都市銀行をはじめ、全国の金融機関で対応が進んでおります。
従来のパソコンバンキングでは、複数の金融機関とのアクセスが可能な反面、電話回線を使用するため処理に時間がかかりました。

一方で、インターネットバンキングは、通信速度が速いものの、金融機関ごとにログインが必要で、複数の金融機関への指示を行うことができませんでした。

新たな通信手段としてVALUXに対応することで、インターネット回線を利用し、複数の金融機関への振込指示がVALUXへの認証のみで可能となり、かつ通信速度が向上したセキュアな環境で業務の効率化が図れます。

■商品名

OFFICE BANK Value 資金集中管理システム
（オフィスバンク バリュー しきんしゅうちゅうかんりシステム）

■発売日

平成24年6月6日発売開始