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STマイクロエレクトロニクス 携帯型アプリケーション向けた新しいクーロンカウンタ・バッテリ・モニタICを発表

クラス最小のパッケージに搭載され、高精度・低消費電力を実現
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エレクトロニクス分野の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的
半導体メーカーで、標準ICの主要サプライヤであるSTマイクロエレクトロニクス
(NYSE:STM、以下ST)は、携帯型アプリケーションに向けた新しいバッテリ・
モニタICを発表しました。STのSTC3105は、業界最小のフットプリント、
卓越した測定精度および極めて低い消費電力により、携帯電話、マルチメディア・
プレーヤ、デジタル・カメラ、およびその他の小型化が求められる携帯型機器に
搭載されるバッテリを低消費かつ高精度に測定することができます。

バッテリの電圧特性と電流を高精度で測定するSTC3105は、市場最小レベルの
パッケージ(2 x 3 x 0.8mm)に実装されています。同製品は、開放電圧特性
(OCV)とクーロンカウンタによってバッテリ容量を見積もり、充放電状態を
モニタ / トラッキングします。バッテリの充電状態と完全に放電するまでの
時間を正確に予測することで不要な再充電を避け、次回の充電までの動作時間と
携帯型機器のバッテリの劣化を防止するのに役立ちます。

また、STC3105が必要とする低い供給電流(60 μA(typ))も、バッテリ動作
時間ならびにバッテリ寿命の延長に寄与しています。省電力モードではICの消費
電流を抑えると共に、最終製品のスタンバイ電力を低下させることができます。

STC3105は、設定可能なアラーム出力を内蔵しており、バッテリの充電状態が
一定レベルを下回るとシステムにアラート信号を出力することができます。
このような付加機能は、バッテリが低電圧レベルの時にシステム・マイクロ
コントローラを介さず、適切なパワー・マネージメント機能を起動するのに
役立ちます。そのため、マイコンのスリープ・モードの時間が増加し、全体の
消費電力を低減することが可能になります。

アラーム出力を内蔵したクーロンカウンタ・バッテリ・モニタICであるSTC3105
は量産中です。単価は、1000個購入時に約1.00ドルです。

STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体
ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な
技術力と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)ポート
フォリオ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することにより、
マルチメディア・コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて他社の
追随を許さないリーダーとなることを目指しています。2011年の売上は97.3億
ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )
をご覧ください。

◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
APMグループ
TEL: 03-5783-8250 FAX: 03-5783-8216

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