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母と娘のコミュニケーションに関する調査 ※ハーバー研究所調べ

 無添加化粧品の製造・販売を行っている株式会社ハーバー研究所(http://www.haba.co.jp/)(本社:東京都千代田区)は、「母と娘のコミュニケーションに関する調査」をモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)により、2011年9月16日~9月21日の6日間において実施し、2000名(調査対象者:20歳~39歳の女性)の有効サンプルを集計いたしました。

調査結果

◆ 母親とのコミュニケーション メールは「1日に1回以上」9.3%、「1週間に1回以上」46.4%
◆ 「1週間に1回以上」母親と電話 既婚者49.0%、未婚者41.4%
◆ 母親とのコミュニケーションに「伝言ダイヤル」を使用した経験 20代11.8%

 母と娘だから話せること。母と娘だから情報共有できること。「母と娘」という関係は、世の女性にとって、人生における永遠のテーマではないでしょうか。昨今、母と娘の絆の深さが話題になることも多いですが、そのような母と娘の特別な関係を築いてきたコミュニケーションの実態を通し、娘から見た母親の存在や母親への娘の思いを知るべく、調査を行いました。

 全回答者2000名に対し、母親とのコミュニケーションの頻度について聞きました。
 母親と会話(会って話す)を「1日に1回以上」すると回答したのは、全体で46.1%、「全くない」との回答は2.3%となりました。母親と同居している人では、91.9%が「1日に1回以上」は会話をすると回答しました。同居していない人では、「1日に1回以上」は3.3%と少数ですが、「1週間に1回以上」の割合をみると28.1%と、3割弱が直接会って会話をすると回答しています。
 次に、母親とメールを「1日に1回以上」すると回答したのは全体で9.3%、「全くない」との回答は23.4%となりました。「1週間に1回以上」の割合をみると、全体では46.4%、母親と同居している人では52.5%と半数を超える結果となりました。同居していない人でも40.7%と、約4割が1週間に1回以上母親とメールでのコミュニケーションをとっていることがわかりました。
 また、母親と電話を「1日に1回以上」すると回答したのは、全体で6.7%、「全くない」との回答は10.0%となりました。「1週間に1回以上」の割合をみると、未婚者では41.4%、既婚者では49.0%と、既婚者でやや高い傾向がみられました。
 伝言ダイヤル(声の伝言板)でのコミュニケーションでは、「全くない」との回答は92.2%となり、利用した経験は7.9%となりました。伝言ダイヤルの利用経験は20代で高く11.8%と、1割強が母親とのコミュニケーションに“伝言ダイヤル”を利用したことがあることがわかりました。
 同居をしていれば毎日会話をするのは9割強、結婚後も週に1回は電話をする人が半数近くいるなど、母親と娘のコミュニケーションは常日頃から取られている様子が見て取れました。

◆ 彼氏または夫からのメールを母親に自分から見せたことがある 15.4%
◆ 彼氏または夫に送ったメールを母親に自分から見せたことがある 10.4%

 全回答者2000名に対し、メールの内容について、母親に自分から見せたことがあるかを聞きました。
「自分から見せたことがある」と回答した割合が高かった順に、「友達からのメール」(33.8%)、「彼氏または夫からのメール」(15.4%)、「彼氏または夫に送ったメール」(10.4%)となりました。
 それぞれを未既婚別でみると、「友達からのメール」(未婚者37.0%、既婚者28.6%)では未婚者で高くなっていますが、「彼氏または夫からのメール」(未婚者11.5%、既婚者21.8%)や「彼氏または夫に送ったメール」(未婚者7.4%、既婚者15.2%)では、未婚者よりも既婚者で高くなっており、既婚者においてパートナーとのメールを自ら母親に見せている割合が高いことがわかりました。
 メールの内容以外で、母親に「自分から見せたことがある」と回答したのは、「自分のブログサイト」で5.5%、「Twitterでの自分のつぶやき」で1.9%となりました。「彼氏または夫に送ったメール」を見せたことがあると回答した207名ではそれぞれ17.9%、8.7%と、全体よりも12.4ポイント、6.8ポイント高くなっており、メールに限らず自分自身が発信した情報は、母親に対してオープンであるようです。

◆ 母親は頼れる存在 「悩み事や心配事を聞いてもらっている」47.6%
◆ 20代の5人に1人が、現在も母親から「誕生日プレゼントをもらっている」
◆ 同居の働き女子の母への依存率 起床17.1%、朝ごはん47.1%、お弁当34.2%、晩ごはん81.9%、洗濯76.3%

 20代30代の女性にとって、母親はどのような存在なのでしょうか。
 全回答者2000名に対し、現在母親にしてもらっていることを複数回答形式で聞いたところ、母親と同居をしている人(966名)では、1位「晩飯を作ってもらっている」(76.9%)、2位「洗濯をしてもらっている」(72.2%)、3位「使った食器を洗ってもらっている」(56.2%)と、家事に関する項目が続きました。母親と同居をしていない人(1034名)では、「悩み事や心配事を聞いてもらっている」が47.6%でトップとなり、離れて暮らしていても、相談できる相手として母親を頼っている様子が窺える結果となりました。「誕生日プレゼントを買ってもらっている」との回答は、20~24歳で22.2%、25~29歳で20.0%となり、20代の約2割が母親に誕生日プレゼントをもらっていることがわかりました。
 母親と同居をしている有職者(パート・アルバイトを除く)では、食に関することでは、「晩飯を作ってもらっている」(81.9%)、「朝食を作ってもらっている」(47.1%)、「お弁当を作ってもらっている」(34.2%)となり、約3人に1人は、母親にお弁当を作ってもらっている実態がわかりました。また、「洗濯をしてもらっている」(76.3%)、「朝、起こしてもらっている」(17.1%)、「自分の部屋の掃除をしてもらっている」(10.7%)など、普段の生活において、様々なことを母親に頼っている様子が窺える結果となりました。

◆ 母親の存在や言葉が力に 1位「進路選択・決定」、20代前半では「進路選択・決定」6割弱、「受験」4割
◆ 既婚女子が母親に支えられた事は「育児」がトップで57.0%、「子どもの教育」は3位で29.2%
◆ マイホーム購入では、既婚女子の約1割が母親の影響を受ける
◆ マイカー購入では、母親の存在感に大きな地域差
◆ 働き女子が母親に支えられた事は「仕事」がトップで44.4%、「就活」は3位で37.6%
◆ 就活では、母親の“精神的なフォロー”と“身だしなみチェック”に支えられた

 全回答者2000名に対し、今まで経験した出来事の中で、母親の言葉や存在が力になったことを複数回答形式で聞いたところ、高い順に「進路選択・進路決定」(39.0%)、「仕事」(34.2%)、「就職活動」(27.0%)、「受験勉強」(26.0%)、「育児」(22.2%)となりました。進路に関する項目は年齢が低くなるにつれて高くなっており、20代前半では「進路選択・進路決定」57.6%、「受験勉強」40.8%となりました。
 既婚者(756名)においては、「育児」(57.0%)、「出産」(47.1%)、「子どもの教育」(29.2%)がトップ3となりました。既婚者の中でも妊娠・出産を経験し、母親と同じ立場になったからこそ、その言葉や存在が大きなものとなっている人が多いようです。ほか、「マイホーム購入」では、既婚者の9.4%が、母親の言葉や存在が力になったと回答しました。また、「マイカー購入」では、中国・四国地方で高く18.3%、一方関東地方で低く5.8%と、12.5ポイントの差がみられ、地域差が現れました。
 また、有職者(パート・アルバイトを除く)では、1位「仕事」(44.4%)、2位「進路選択・進路決定」(43.8%)、3位「就職活動」(37.6%)と、「仕事」や「就職活動」の項目で全体よりも10ポイント以上高くなり、働く女性にとって、仕事や就活の際に、母親に支えられたとの回答が多く見受けられました。

 次に、就職活動経験者1670名に対し、就職活動を行った際、母親に支えてもらったことを複数回答形式で聞いたところ、「愚痴を聞いてもらった」(45.0%)が最も高くなりました。続いて「身だしなみ(服装・メイク・髪形など)についてアドバイスをくれた」(26.0%)、「自信をつけてもらった」(25.4%)、「試験で不合格になった時、励ましてもらった」(20.8%)となり、精神的なフォローを中心に、社会人になるための身だしなみについても意見をもらい、支えてもらっていたことがわかりました。そのほか、「交通費を出してもらった」(17.1%)、「自己PR・志望動機作りの手助けをしてくれた」(14.2%)、「マナーの指導をしてくれた」(8.6%)、「面接対策をしてくれた」(5.7%)が続いています。20代前半では、「試験で不合格になった時、励ましてもらった」(32.1%)、「交通費を出してもらった」(28.5%)、「自己PR・志望動機作りの手助けをしてくれた」(27.4%)でそれぞれ他の年代よりも10ポイント以上高くなっており、最近の就職活動における母親の支援実態や存在の大きさが見える結果となりました。

◆ 母親と二人で一緒にしたい 1位「国内旅行」 2位「贅沢な食事」 3位「海外旅行」 4位「料理」
◆ 母親にプレゼントしてあげたい 1位「国内旅行」 2位「贅沢な食事」 3位「洋服」 4位「マッサージ・エステ」

 また、母と娘の関係を生活実態などでも把握するために、全回答者2000名に対し、成人になってから(20歳になってから)、母親と二人で一緒にしたことを複数回答で聞いたところ、高い順に「料理を作る」(64.7%)、「洋服を購入」(60.0%)、「家事全般」(38.8%)、「国内旅行」(37.7%)、「贅沢な外食」(35.5%)となりました。
 最後に、娘の母親への思いを知るために、成人になってから母親と二人で一緒にしたいこと(してみたいこと)を複数回答で聞いたところ、高い順に「国内旅行」(58.6%)、「贅沢な外食」(43.3%)、「海外旅行」(30.2%)、「料理を作る」(27.1%)、「ライブ・コンサート・演劇」(26.3%)となりました。
 母親にプレゼントしてあげたいことでは、「国内旅行」(61.4%)、「贅沢な外食」(49.0%)に、「洋服を購入」(31.5%)、「マッサージ・エステ」(29.2%)が続いています。
「国内旅行」や「海外旅行」においては、“母親と二人で一緒にしたこと”よりも“母親と二人で一緒にしたいこと”や“母親にプレゼントしてあげたいこと”でそれぞれ高くなっており、これから「母親と一緒にしてみたい」、「母親にプレゼントしてあげたい」と考えていることがわかりました。

 今回の調査結果より、母親とのコミュニケーションは、「メール」は1週間に1回以上が46.4%、結婚をしても、1週間に1回は「電話」をする人が約半数と、頻繁に母親と繋がっている様子が窺えました。また、彼氏または夫からのメールを母親に見せ、情報をオープンにしている人も1割半ばと、少なからずいることがわかりました。
 現在も、様々な生活支援や悩み事の相談など、母親に支えてもらっていることが多い20代30代の女性は、その感謝の気持ちを「国内旅行」や「贅沢な外食」、「洋服を購入」などで表したいと考えているようです。

調査概要

◆調査タイトル:母と娘のコミュニケーションに関する調査
◆調査対象:ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする
20歳~39歳の女性
◆調査期間:2011年9月16日~2011年9月21日
◆調査方法:インターネット調査(モバイルリサーチ)
◆調査地域: 全国
◆有効回答数:2,000サンプル(有効回答母数から2,000サンプルを抽出)
◆実施機関:ネットエイジア株式会社
※調査協力会社 :ネットエイジア株式会社(担当:渡邊)

本調査に関するお問合せ窓口

株式会社ハーバー研究所 宣伝・PR部
担当 :田中・塚田・池本・小山田・佐藤
住所 :東京都千代田区神田須田町1-24-11
TEL :03-5296-6265
FAX :03-5296-6267
Eメール :ad_pr@haba.co.jp

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