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三菱自動車、日本初“車の電気でつくるハイテクねぶた祭”を長崎県五島列島で開催 ~『i-MiEV』から電力を供給し、巨大なねぶたに灯りをともす ~

 三菱自動車工業株式会社(以下、三菱自動車)は、長崎県五島市、京都造形芸術大学と共同で、電気自動車『i-MiEV(アイ・ミーブ)』を電源として活用するねぶた祭「i-MiEV ねぶた PROJECT」を、2011年10月15日(土)に長崎県五島市福江島で実施する。

「i-MiEV ねぶた PROJECT」は、三菱自動車の新世代電気自動車『i-MiEV』から、大電力給電装置(1500W、試作機)を経由して電力を供給し、巨大なねぶたの灯りをともす産官学連携イベントである。ねぶたの制作には、世界的な現代美術家の椿昇氏(京都造形芸術大学教授)を起用し、人の声や拍手の音などに反応して色や映像が変わるといった最先端のインタラクティブな技術も盛り込む予定である。

 また、福江島を含む五島列島には116台の『i-MiEV』がレンタカーなどの用途で既に導入されており、そのうちの十数台に100Wまでの電力供給が可能な「ACパワーサプライEZ」を接続し、オブジェやプロジェクターを通して商店街全体をライトアップするなど、車の電気による光で鮮やかに彩る演出を多数展開する。

 長崎県は2009年3月、EVやPHV(※1)の本格普及に向けた取り組みを集中的に行う「第一期EV・PHVタウン」として経済産業省より選定を受けた地域であり、中でも五島市は「未来型ドライブ観光」事業を立ち上げるなど、自動車の新しい活用方法を模索している先進的な自治体である。
 この五島市のほか京都造形芸術大学の協力も得ることで、EVに関してより高次元の連携が可能と考え、五島市に伝わるねぶた祭りを活用した本プロジェクトの実施を決定した。
※1:プラグインハイブリッド自動車

 三菱自動車では、『i-MiEV』が東日本大地震の被災地で災害支援車両として貢献する中で、大容量電池に蓄えられる電力を家電製品でも使いたいというニーズの高まりを受け、今回試験的に使用される大電力給電装置の開発を早めた背景がある。
 従来の環境問題への対応に加えて“エネルギー需給逼迫への対応”という観点からのEVへの期待にも応えるべく、関連技術の研究・開発を進め、より幅広い家電製品にも対応できるよう、2011年度中の商品化を目指している。

■i-MiEV ねぶた PROJECT概要

名称:i-MiEV ねぶた PROJECT
開催日:2011年10月15日(土)※荒天時は翌16日(日)
主催:三菱自動車工業株式会社、長崎県五島市、京都造形芸術大学
会場:長崎県五島市福江町福江商店街、福江港公園スペース
プログラム概要:
・ 子供たちを交えたねぶた作りのワークショップ
・ i-MiEVの給電機能を使用したねぶた祭の開催

■椿昇(つばき のぼる)氏プロフィール

1953 年京都市生まれ。京都市立芸術大学美術専攻課修了。
80年代から現在まで美術と社会の関係を問い直すインパクトの大きい作品を発表し続けている。
2004年より京都造形芸術大学 空間演出デザイン学科 学科長。

■i-MiEV概要

 三菱自動車は、環境汚染、地球温暖化、石油エネルギーの枯渇など、自動車が直面する課題に対応する究極の環境対応車として、2009年7月、世界に先駆けて新世代電気自動車『i-MiEV』の販売を開始した。電気自動車の普及を進めるため、2010年4月からは個人向け販売も開始。本年夏に商品内容を大幅に改良し、お求めやすい価格設定のエントリーグレード「M」と、機能・装備を充実させた上級グレード「G」の2グレード展開で販売している。

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