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AP通信社、映像事業のHD化戦略を発表

 世界最大級の国際ニュース・ネットワークを持つAP通信社(本社:米国ニューヨーク州、CEO:トム・カーリー)は本日、映像事業のHD*化戦略に関し、オランダ・アムステルダムのIBCカンファレンスで発表を行いました。当社は今後、数百万ドルをかけ、取材、制作、配信に関わる全ての映像関連システムをHDに移行していきます。これは、世界中の通信社の中でも最大規模のHD導入となります。今後AP通信社の配信映像を使用する顧客メディアにとっては、従来の放送メディア向けとデジタルメディア向けのいずれのコンテンツに関しても受信する映像の幅が広がることになります。
※ HD (High Definition):映像の画素数が多いこと。

 当社では今後、HDの導入を段階的に行い、本年11月11日にはエンタテイメント・ニュース、2012年1月にはSports News Television (SNTV)と共同でスポーツ・ニュースの映像コンテンツをHDで提供する予定です。2012年7月のロンドンオリンピックや同年11月の米大統領選などの主要イベントを考慮し、速報ニュースを含めた提供コンテンツのHD化完了は2012年6月を予定しています。

 200台を超えるHDカメラの導入、移動体衛星の性能の向上やHD信号に対応するためのバックホール容量の増加など、一連のHD対応へのアップグレードに伴い、AP通信社の取材、制作そして配信形態が変化していくこととなります。世界中にある映像ニュースの取材拠点も、最新の編集、圧縮、送信技術にアップグレードされ、更に最先端のHD対応マスター・コントロール・ルーム(MCR)がロンドン、ニューヨーク、ワシントンを含めた世界20カ所に構築されます。APのアーカイブ映像もHDに変換され、放送品質のHD映像がウェブサイトからダウンロードできるようになります。

 AP通信社の映像技術ディレクターを務めるデービッド・ホードは、「このプロジェクトは、カメラレンズから配信技術に至るまで、我々のインフラすべてをアップグレードしなければならないほど大規模なものです。欲しい情報をいつ・どこで・どのように得るかを常に選択するのが、今日の情報化社会のあり方です。そのため、私たちはお客様がこれまで以上に簡単に映像を受信し、使用できるよう、技術の向上を図っています。」と語っています。

 AP通信社の上席副社長で、国際映像事業の責任者でもあるデイジー・ヴィーラシンハムは、「HD配信は、18カ月間におよぶAP通信社の映像事業戦略の中核となるものです。私たちは、お客様のニーズに応えるため、配信方法を全く新しいものに作り変えていきます。また、地域性に応じたコンテンツや、未編集・未加工の映像からテレビ放送やウェブ配信用の編集済み映像まで、全体的により多くのコンテンツを提供するため、当社の編集手法も変えていきます。この映像事業の変革により、お客様は、それぞれのニーズに合ったコンテンツを入手することができるようになるでしょう。」と語っています。

 AP通信社は、グローバル・メディア・サービス(GMS)事業において、過去数年間、主要ニュース・イベントの際に世界中の放送メディアに対してHDでの映像伝送サービスを提供し、実績を積み重ねてきました。直近では、英国王室のロイヤルウェディングにおけるHD伝送サービスの提供が挙げられます。今回のHD化戦略は、そのGMS事業での成果を足がかりとしています。

■AP通信社について

 AP通信社は、世界中からニュースを迅速かつ中立公正に配信する世界最大級の国際ニュース・ネットワークです。1846年に設立。世界で最も信頼できる独立したニュースや情報を提供しています。世界人口の半数を超える人々が毎日、AP通信社の発信するニュースを目にしています。

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