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【テレビウォッチャー】第39回「男」嘉納伝助にアラサー・アラフォー女性たちがうっとり

データニュース株式会社

テレビウォッチャーの感想から読み解く!
NHK朝ドラ『花子とアン』影の人気者
“伝助”演じる吉田鋼太郎に評価の声テレビウォッチャー コラムデータニュース株式会社(本社:東京都渋谷区南平台 代表取締役 荒木克彦http://www.data-news.jp)では、毎日、全国のアンケート会員6,000人からテレビ番組の視聴アンケートを収集しております。収集データは、「テレビウォッチャー」(http://www.tv-watcher.jp/)にて掲載し、分析結果などをコラムとして掲載しております。
今回はNHKで放送中の朝の連続テレビ小説『花子とアン』の分析結果をコラムとして作成いたしました。

第39回「男」嘉納伝助にアラサー・アラフォー女性たちがうっとり

「花子とアン」もう一人の主役
吉高由里子演じる「村岡花子」が、主役であることは申すまでもない。
しかしこのドラマには「蓮子」というもう一人の主役がいる。
仲間由紀恵が演じる大正天皇の従妹で、華族の柳原蓮子である。
余儀なき結婚を強いられ、筑豊の炭鉱王のもとに嫁がされた薄幸な女を仲間は見事に演じている。
やがて蓮子の書いた本がきっかけで、帝大生で社会主義運動家の宮本龍一と知り合い、恋に落ち、ついには夫への絶縁状を認め、出奔する蓮子に同情した視聴者は多く、仲間・蓮子は、「花子」を食うほどの役回りとなった。
この頃の放送回で、夫・嘉納伝助は苦労して巨万の富を得たものの、無学で品行下劣な「成り上がり者」として描かれており、視聴者からの評価は「可哀相な蓮子」の対軸としての「無骨者」でしかなかったのである。

「伝助」に評価の声が
嘉納伝助を演じる吉田鋼太郎に人気が出始めたのは、蓮子の離縁状に対して「反論文」の掲載を取りやめてからである。蓮子からの絶縁状の掲載に怒り、反論文を掲載することに躍起となる伝助の取り巻きに対して、“一度はこん俺が惚れた女やき。一切の反論は許さん”と啖呵を切ってからである。
蓮子に宮本の子が授かったことを聞き、花子の家を訪ねた伝助が金額の書かれていない小切手を託したとき、伝助の人柄に惚れ直した視聴者が一気に増えていった。
“男・伝助は、男の中の男”との評価が高まる一方、“宮本の不甲斐なさに落胆”の声が広まっていった。

「しびれた」アラサー、アラフォー女性たち
伝助の男気に最も「しびれた」のは、伝助を屋台に誘った蓮子に応じた伝助が冷や酒で蓮子と乾杯。潔く別れた放送回であった。
「テレビウォッチャー」の結果にも、表が示すように「接触回数」や「録画回数」は、平素とさして変わりは無かったが、「視聴満足度」には大きな変化が現れ、4.00を上回ったのである。
視聴者の感想を見てもお解りのように、“今夜は神楽坂で芸者を上げてのドンチャン騒ぎたい”と叫び、毅然として別れていった伝助に、「男らしさに心打たれた」、「やはり伝助、粋だ」、「カッコイイ」など、無学でも、人柄がよく、理解力のある伝助の「器の大きさ」に、女性視聴者たちは虜になっていったのである。

『MOZU』でも怪演!今注目の俳優・吉田鋼太郎の運勢は!?
テレビウォッチャーでは、前クールにTBSで放送されたドラマ『MOZU』でも、怪演し注目を集めた、吉田鋼太郎さんの今年の運勢を、誠に勝手ながら占いました。

◆吉田鋼太郎 1959 年 1月 14日 生 ♂

ひたむきな情熱で仕事に取り組む人であると言えます。目標が高いところにあればあるほど、人並みはずれたパワーを発揮することとなるでしょう。ただ、目的のためには手段を選ばないといった傾向が強そうですので、この点が非常に気になります。
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