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訪日旅行者の呼び戻しと日本展開について 全世界で1050軒、ホテル運営の世界大手 スターウッド社の最高経営責任者が来日

 ウェスティンやシェラトン、セントレジスなどのブランドを展開するホテル運営会社の世界大手「スターウッド ホテル&リゾート ワールドワイドInc.」では、2011年7月12日(火)に最高経営責任者(CEO)フリッツ・ヴァン・パーシャンが来日しました。当社CEOの来日は震災後初めてです。

 パーシャン自ら訪問を希望し、自身が来日することで、諸外国に対し日本は安全であることを積極的にPRします。
 今後も日本への投資を継続し、訪日旅行者の呼び戻しへ、グループ全体で取り組みます。

■ 外国人旅行者呼び戻しへ、世界中の約5000人の営業担当者を動員

 報道各位との懇談会では、東日本大震災後の影響や営業戦略、今後の日本でのホテル展開について述べました。

 具体的には「震災後に激減した外国人を日本に呼び戻すべく、世界各国約5000人の当社営業担当者を動員し、来日を促すプロモーション活動を行った」「社内のグローバル会議を日本で開催するなど、復興支援につなげたい」「震災後に比べ宿泊客は戻りつつあるが、社内外へ日本は安全であることをさらに積極的にアピールする」「原発事故の問題があるため、以前の水準に戻るには少し時間がかかると思うが、これから秋に向けさらに回復傾向に向かうのでは」と話しました。

 今後の日本での戦略については「日本はこれからも魅力的なマーケットだ」「当社9ブランドのうち日本未上陸6ブランドを含めた今後の展開は、常に視野に入れている」「特に世界各地で積極的に展開している、高いデザイン性を取り入れた『W(ダブリュー)ホテル』は東京にふさわしいブランドだ」と積極的な姿勢を示しました。

 また当日、金色の大きな折り鶴の羽根に「Best Wishes」とメッセージを寄せ、復興支援に向け願いを込めました。

■ 旅行関係者と協力体制構築で同意

 同日、旅行業界の幹部や海外ホテル協会会長など関係各所との親睦会も行い、「日本は今後も重要マーケットである」ことを伝え、訪日旅行者の呼び戻しに、さらなる協力体制を構築することで同意しました。

フリッツ・ヴァン・パーシャンCEOに関して

 大手コンサルティング会社での勤務を経て、ディズニーコンシューマープロダクツで財務担当副社長を務めた後、米スポーツ用品大手ナイキへ。グローバル担当役員の要職を歴任し、欧州や中東、アフリカ地域を統括。

 2005年には米モルソン・クアーズ・ブリューイング傘下のビール大手クアーズ・ブリューイングのCEOに就任。販売が落ち込んでいた主力ブランド「クアーズ・ライト」の売り上げを立て直す。

 その後、2007年9月から現職に。スターウッド社をグローバル企業へと導く。

スターウッド ホテル&リゾート ワールドワイドInc.に関して

 スターウッド ホテル&リゾート ワールドワイドInc.は、米国に本社を構える世界屈指のホテル会社です。100 の国と地域に約1050 軒のホテルを展開、総従業員数14 万5,000 人を擁し、ホテル、リゾート、レジデンスの所有・管理、運営等を担っています。

 スターウッドがグローバルに展開する9ブランドは、セントレジス※、ラグジュアリー コレクション、W(ダブリュー)、ル メリディアン、ウェスティン※、シェラトン※、フォー・ポイント・バイ・シェラトン、アロフト、エレメントです。

※ 日本で展開しているブランド

 日本では15軒のホテルを運営しており、直近では2010年8月に「ウェスティンホテル仙台」で東北初進出、同年10月にグループの最高級ブランド「セントレジス」の世界20番目となる日本第一号を大阪で開業、2011年は3月に「シェラトンホテル広島」で中国地方に初進出を果たし、日本での存在感を増しています。

スターウッド ホテル&リゾート ワールドワイドInc.最近のトピックス

 スターウッド ホテル&リゾート ワールドワイドInc. は今年、世界の70~80カ所でホテルのオープンを予定しています。約半数がアジア・太平洋地域です。特に中国経済の成長と都市化の拡大もありグローバル企業として、今年6月8日から7月11日まで、本社機能を1カ月間限定でニューヨークから上海に移転しました。

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