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◆ ブライダル会社の社員17人がCSRの一環として、 ◆ 新潟県村上市で2泊3日の農業の実地研修 ◆ 双方にメリットのある取り組みを社員が農家にプレゼンする場も…

ウエディングプロデュース・レストラン運営の㈱ノバレーゼ(本社:東京都中央区、浅田剛治社長、東証一部、資本金:6億円)は、CSR活動の一環として、新潟県村上市の農家で社員の農業研修を行います。

研修は一昨年から続く三回目で、新潟市の婚礼施設「新潟モノリス」を中心に全国から社員17人が参加します。

社員は2013年8月27日(火)から2泊3日で、村上地区3戸と朝日地区1戸の受け入れ農家のもと、棚田の雑草除去や、夏野菜の収穫などを行います。

研修期間中には、山北地区の魅力を活かした新商品づくりやその発信方法を社員が農家にプレゼンテーションするほか、双方にとってメリットのある今後の関わり方について話し合うワークショップも実施します。

こうした座談会には、村上地域の活性化を目指す地元NPO法人の都岐沙羅パートナーズセンターも招き、助言などを得ます。

2011年8月から始まったこうした村上市の農家との取り組みは、当社が実地研修に訪問するだけではありません。

研修が縁となり、2011年11月には同市の食材をふんだんに使用した秋の行楽弁当を生産農家と共同開発し東京で販売。
1日25食限定を2日間販売したところ、両日8分で完売する人気でした。

2013年の正月には同市の食材を使ったファミリー向けビュッフェを「新潟モノリス」」で開催するなど、双方にとってメリットのある積極的な交流が続いています。

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■ 6次産業化支援の先をいくノバレーゼの活動
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当社は、青森の果樹農家や新潟の米農家、静岡県のミカン農家とも、同じような研修や取り組みを行っています。

静岡では研修先の農家と共同で、それまで未活用だった“摘果ミカン”を使ったお酢を開発し、販売にこぎつけました。
2011年4月に販売した950本は即完売し、2012年は3000本に増産。
2013年は、これまで通りの当社主体の商品開発ではなく、農家主体で飲むタイプお酢の新商品を開発、販売しました。
当社がノウハウを提供し、農家が独自で取り組みを拡大させる、新たな6次産業化支援の形が生まれています。

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■相互利益の関係構築
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CSR活動を通じた農業の実地研修は、レストランや婚礼で地産地消型の料理を提供する当社として、食農に対する社員の意識向上に加え、
農家との関係構築で信頼できる食材を調達できる利点があります。

一方で、農業の衰退や高齢化などの問題を抱える農家にとっても、研修は人手の面だけでも喜ばれます。

また、栽培した食材を加工品にして販売するノウハウが少なく、サービス業の当社が仲介となり農家の商品開発を後押しすることで、彼らの新たな経済活動につながるメリットもあります。

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