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ザイリンクス株式会社 ザイリンクス、2013 会計年度の業績を発表 通期売上は21億7000万ドル 第4四半期売上は前期比で4%増に

ザイリンクス社 (本社 : 米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ : XLNX) は 4 月 24日 (米国時間)、2013 会計年度の売上が 21 億 7,000 万ドルとなり、前年比で 3% の減少となったと発表した。2013 会計年度の純利益は 4 億 8,750 万ドル (希釈株 1 株当たり利益 1.79 ドル) で、2012会計年度の 5 億 3,010 万ドル (希釈株 1 株当たりの利益 1.95 ドル) から 8% の減益となった。
2013 会計年度第 4 四半期の売上は 5 億 3,220 万ドルで、第 3 四半期に対し 4% の増加、前年同期比では 5% の減少となった。2013 年度第 4 四半期の純利益は 1 億 3,060 万ドル (希釈株 1 株当たり 0.47 ドル) だった。
■2013 会計年度第 4 四半期 の会計報告 (2013 年 1 ~ 3 月)
GAAP (一般会計原則による)
(1 株当たりの利益以外は百万ドル単位)

 

2013 年度Q4 / 2013 年度Q3 / 2012 年度Q4 / 前期比(増加率) / 前年同期比(増加率)
売上 / $532.2 / $509.8 / $559.0 / 4% / -5%
営業利益 / $147.2 / $120.8 / $147.5 / 22% / 0%
純利益 / $130.6 / $103.6 / $122.4 / 26% / 7%
1 株当たりの利益 / $0.47 / $0.38 / $0.44 / 24% / 7%

 

ザイリンクスの社長兼 CEO であるモーシェ ガブリエロフ (Moshe Gavrielov) は、「2013 会計年度においてザイリンクスは、PLD 業界で最も幅広い 28nm 製品ポートフォリオの展開を完了しました。これらの製品の第 4 四半期の売上は 4,000 万ドルを超え、私たちの予想を大幅に上回りました。新しい会計年度においても、これらの新製品は引き続き力強く成長してくれるだろうと考えています。その背景にはASIC と ASSP の代替製品になっているというだけでなく、nx100G 有線ネットワークやデータ センター、ビデオ、ビジョン、ワイヤレス HetNets といった高成長メガトレンドでの採用が進んでいくからです」と述べている。

■地域別の売上構成 :
2013年度 Q4(構成比) / 2013 年度 Q3 (構成比) / 2012 年度 Q4 (構成比) / 前期比(増加率) / 前年同期比(増加率)
北米 / 31% / 32% / 32% / 3% / -7%
アジア太平洋 / 34% / 34% / 31% / 3% / 3%
欧州 / 26% / 24% / 27% / 14% / -9%
日本 / 9% / 10% / 10% / -8% / -10%

 

■エンド マーケット別の売上構成
2013年度 Q4(構成比) / 2013 年度 Q3(構成比) / 2012 年度 Q4(構成比) / 前期比(増加率) / 前年同期比(増加率)
通信/データセンター / 44% / 47% / 43% / -1% / -2%
産業機器/航空宇宙防衛 / 37% / 36% / 37% / 7% / -5%
放送、民生機器/車載 / 17% / 15% / 15% / 15% / 3%
その他 / 2% / 2% / 5% / 7% / -48%
■製品分野別の売上構成
2013 年度 Q4(構成比) / 2013 年度 Q3(構成比) / 2012 年度 Q4(構成比) / 前期比(増加率) / 前年同期比(増加率)
ニュー / 27% / 25% / 13% / 13% / 86%
メインストリーム / 41% / 41% / 44% / 3% / -11%
ベース / 28% / 30% / 39% / 0% / -31%
サポート / 4% / 4% / 4% / 2% / 5%

 

■製品分類 :
ニュー プロダクト : Virtex®-7、Kintex™-7、Artix™-7、Zynq™-7000、Virtex‐6、Spartan™‐6製品ファミリ
メインストリーム プロダクト : Virtex‐5、Spartan‐3、 CoolRunner™‐II 製品ファミリ
ベース プロダクト : Virtex‐4、Virtex‐II、Virtex‐E、Virtex、Spartan-II、Spartan、CoolRunner、XC9500 製品
サポート プロダクト : コンフィギュレーション ソリューション、HardWire、ソフトウェアおよびサポート/サービス

 

■2013 会計年度の製品および財務ハイライト
• 2013 会計年度において、7 シリーズ FPGA と Zynq-7000 ファミリを含むザイリンクスの 28nm 製品ポートフォリオの売上が 1 億ドルを超えた。第 4 四半期には、有線/無線通信や産業向け、防衛、ブロードキャストといった分野の幅広いアプリケーション向けに 500 社を超える顧客に製品を出荷した。
• ザイリンクスは Vivado™ Design Suite の導入によってソフトウェア部門でのリーダーシップを拡大した。これは28nm製品以降のために構築されたデザイン環境であり、顧客の生産性を最大 4 倍まで高めることができる。現在 Vivado は 28nm デザインの 50%で利用されており、3D IC デザインに至っては 100%である。
• ザイリンクスは、8 シリーズ All Programmable FPGA と第二世代 3D IC/SoC を含む同社の 20nm 製品ポートフォリオに関する戦略を発表した。この次世代製品ファミリは、ザイリンクスがテクノロジ面で大幅にリードしているという事実の上に開発されており、高度に統合され、帯域幅の要求が厳しい次世代の、より「Smarter」なシステムに対応するものである。
• 2013 会計年度の粗利益率は、前年度の 65% から上昇して 66% を達成した。プロダクト ポートフォリオ全般にわたり、利益率を高めるプロジェクトに持続的に注力してきた成果である。
• ザイリンクスは、配当増額と買い戻しを通じた株主価値の向上に引き続き積極的な取り組みを示した。最近、四半期配当を 0.03 ドル引き上げ、一株あたり 0.25 ドルとした。2013 年度中に株主に支払われた配当の総額は同社 2 億 3,000 万ドルに達し、同年度内に 1 億 9,800 万ドルを投じて 620 万株を買い戻している。

 

■2014 会計年度第 1 四半期 (2013 年 4 〜 6 月) の事業展望
• 売上は前四半期に対して 1% から 5% の増加が見込まれる。
• 粗利益率はおよそ 66 〜 67% と見込まれる。
• 営業経費は、企業買収に関連する無形資産の減価償却費 200 万ドルを含め、およそ 2 億 600 万ドルと予想される。
• その他の収益および費用では、差し引き約 800 万ドルの支出が見込まれる。
• 希釈ベースでの株式数はおよそ 2 億 7,700 万株になると見込まれる。
• 第 1 四半期の税率はおよそ 13 ~ 14% と見込まれる。
本リリースには見込み計算や予測が記載されている。見込みや予測の記述は、「予想する (expect)」、「考える (believe)」、「かもしれない (may)」、「だろう (will)」、「あり得る (could)」、「予測する (anticipate)」、「見積もる (estimate)」、「継続する (continue)」、「計画する (plan)」、「意図する (intend)」、「企画する (project)」といった、未来の事象を表現する言葉を含むことで識別し得る場合が多い。予測や不確定な事象もしくは想定への言及、またはそれらに基づく記述もまた、見込みの記述と見なされる。そうした記述には、半導体マーケットやザイリンクス製品の成長と受容、売上成長の見通し、ザイリンクスが参入しているマーケットにおける需要と成長、新しいマーケットへ参入するチャンス、2014 会計年度第 1 四半期のザイリンクスの事業展望についての予想などに関する言明が含まれるが、これらだけに限定されない。現時点での状況にのみ依存するそのような将来予測や見込みの記述には過度の信頼をおくべきではない。ザイリンクスは、かかる将来予測を更新する義務を負わない。実際の事象や結果は、将来予測に含まれる内容と大幅に異なるものとなる可能性があり、顧客による新製品の受け入れ、グローバル経済の状態、顧客企業や顧客企業が参入しているエンド マーケットの健全性、最終顧客需要を予測する当社の能力、ターンズ ビジネスへの依存度の高さ、量産向け販売価格の予想以上の値引き、プロダクト ミックスの予想以上の変化、製造歩留まりの変動、製品を顧客にタイムリーに提供するザイリンクスの能力、複数のファウンドリにおける生産を管理するザイリンクスの能力、ウェハ価格の変動、および当社の最新の「Form 10-Q」および「Form 10-K」に記載されたその他のリスク要因など、さまざまなリスクと不確実性によって左右される。
■ザイリンクスについて
ザイリンクスは、All Programmable FPGA および SoC、3D IC の世界的なリーディング プロバイダーである。業界をリードするこれらデバイスを次世代設計環境および IP と共に提供することで、プログラマブル ロジックからプログラマブル システム インテグレーションまで、幅広いユーザー ニーズに応える。詳しい情報はウェブサイト http://japan.xilinx.com/ で公開している。

 

※ ザイリンクスの名称およびロゴ、Artix、ISE、Kintex、Spartan、Virtex、Zynq、Vivado、その他本プレスリリースに記載のブランド名は米国およびその他各国のザイリンクスの登録商標または商標です。その他すべての名称は、それぞれの所有者に帰属します。

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