経営やビジネスに特化したニュースメディア

  • 掲載記事数: 12127件
Home > プレスリリース > STマイクロエレクトロニクス STとSoftAtHome、マルチスクリーン・デジタル・サービス向けに高品質セキュア・プラットフォームのデモを実施

STマイクロエレクトロニクス STとSoftAtHome、マルチスクリーン・デジタル・サービス向けに高品質セキュア・プラットフォームのデモを実施

~管理された単一ネットワーク経由でマルチスクリーンに最適なマルチメディア・サービスの提供を実現するSTのコネクテッド・ホーム技術およびSoftAtHomeのCPEソフトウェアを利用したクライアント / サーバ・ソリューション~

多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE: STM、以下ST)と、オペレータによるデジタル・ホーム向け統合型サービスの提供を可能にするホーム・オペレーティング・プラットフォームのプロバイダであるSoftAtHomeは、クライアント / サーバ・ソリューションのデモに成功しました。このソリューションを利用するオペレータは、管理された単一ネットワーク経由し、加入者住宅内の追加スクリーンに最適なユーザ体験を提供できます。

このソリューションは、ゲートウェイ / サーバ機器から低価格ザッパー・ボックスまでのアプリケーションに対応する幅広い性能・機能を網羅したSTのセット・トップ・ボックス(STB)用ICポートフォリオを活用しています。これにより、2台目のテレビ・PCに接続されたHDMIドングルやミニ・ボックス等のエントリ・レベル・クライアントは、メインのホーム・ゲートウェイを経由し、オペレータのサービスを受けられるようになります。

価格競争力に優れたSTのSTiH205をベースとするこのクライアント機器は、携帯電話等の機器よりも高いビデオ画質をサポートし、限定受信サービス用のセキュア・プラットフォームを提供します。サーバ / ゲートウェイに採用されたシステム・オン・チップ(SoC)であるSTiH416は、世界最高クラスの性能を有するSTB用ICで、高速のデコーディングならびにトランスコーディングに対応しているため、あらゆるホーム・クライアントで卓越したユーザ体験を実現します。
オペレータ各社は、SoftAtHomeのソフトウェア・プラットフォームを利用することで、複数のスクリーン間で一貫したルック・アンド・フィールを提供できます。
また、DLNA(1)、CVP(2)、RUI(3)等の業界標準プロトコルの使用により、オペレータ各社は独自ソリューションによる制約を受けません。

SoftAtHomeのCPE(Customer Premises Equipment)用ソフトウェア・プラットフォームは、あらゆるコネクテッド・スクリーン上で、ペイTVならびにOTT(Over-The-Top)サービスを統一されたサービス・プロバイダ体験に融合することができます。また、SoftAtHomeのソフトウェアはSTのコネクテッド・ホーム用SoCのフル・ポートフォリオに移植されているため、オペレータ各社はSoftAtHome Operating Platform(SOP5)を利用して革新的なサービスを顧客に届けることができます。

今日、サービス加入者は、スマートフォン、タブレット、PC、ゲーム機、2台目のテレビ等、複数の機器を通して、家庭内のいたる所でサービスを利用する傾向にあります。オペレータ各社は、全てのサービス・ポートフォリオを提供し、優れたサービス品質と最高の体験を実現するため、各管理ネットワークを介してこれらすべてのスクリーンに接続する必要があります。

STのデジタル・コンバージェンス・グループ、グループ・バイスプレジデント兼 ユニファイド・プラットフォーム事業部 ジェネラル・マネージャであるLaurent Remontは、次の様にコメントしています。「このクライアント /サーバ・ソリューションは、メインのホーム・デジタル・ゲートウェイと2台目のクライアント機器間に求められるコスト・パフォーマンスに優れた高性能接続へのニーズをサポートします。オペレータ各社は、STのSTB用SoCとSoftAtHomeのソフトウェア・プラットフォームを組み合わせたこのアプローチを利用することで、サービスの提供ならびに品質管理の強化と同時に、顧客を維持し、収益を確保することができます。また、加入者は、ミニ・ボックスやドングル等の低コスト機器を使用し、住宅内のより多くのスクリーンを接続することができます」

SoftAtHomeの最高経営責任者(CEO)であるMichel Deglandは、次の様にコメントしています。「今回の新たな協力を通じて、SoftAtHomeとSTは、家庭におけるマルチスクリーン対応の簡略化を実現していきます。SoftAtHomeのソフトウェアは、STのICを搭載したSTBをユニバーサル・メディア・プレーヤに変えることで、新しいOTT技術経由でライブやWebベース等の様々なコンテンツへアクセスし、小売店やサービス・プロバイダが所有するクライアントへの再配信を可能にします。」

(1) DLNA – Digital Living Network Alliance
(2) CVP – Commercial Video Profile
(3) RUI – Remote User Interface
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、「センス & パワー、オートモーティブ製品」と「エンベデッド・プロセッシング ソリューション」の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。2012年の売上は84.9億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。

SoftAtHomeについて
Orange社、Sagemcom社、Etisalat社のサポートを受けるソフトウェア企業のSoftAtHomeは、デジタル・ホーム環境向けのオペレーティング・プラットフォームを介して総合的なコンバージェンスを提供しています。SoftAtHomeは、デジタル・ホームの実現を加速するため、サービス・プロバイダ、サードパーティ・アプリケーション開発者、インテグレータ、およびハードウェア・ベンダで構成された新たなエコシステムを推進しています。SoftAtHomeのソリューションは、世界中の何百万もの家庭で使用されています。フランスに本社を置くSoftAtHomeは、フランス、ベルギー、アラブ首長国連邦に開発・販売チームを擁しています。詳細については、 http://www.softathome.com をご覧いただくか、Twitterの@SoftAtHomeをフォローしてください。

この記事をソーシャルブックマークやミニブログへ登録・共有する

Twitter

Twitterでも配信中です。

アクセスランキング