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ザイリンクス株式会社 ザイリンクス、OFC 2013 で光 / 有線 OTN市場向け400G アプリケーションをデモンストレーション 28nm All Programmable FPGA と最適化されたOTN SmartCORE IPポートフォリオにより次世代Smarter Network 向け 400G ソリューションを実現

ザイリンクス社(本社 : 米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ : XLNX)は3 月 11 日 (米国時間)、同社の 7 シリーズ All Programmable FPGA および最近発表した SmartCORE(TM) IP ポートフォリオをベースとする 400G 光 /有線 OTN(光伝達網:Optical Transport Network) アプリケーションのデモンストレーションをOFC 2013で行う、と発表した。これらのデモンストレーションは、有線ネットワークにおいて拡大しつつある ASIC および ASSP のギャップ解消に対するザイリンクスの取り組みをアピールするとともに、次世代 Smarter Network 向けのよりスマートで効率的な通信システムをデザインし実現できるよう顧客を支援するものである。OFC 2013 は 3 月 19~21 日に米国カリフォルニア州アナハイムのアナハイム コンベンション センターで開催される。ザイリンクスのブース番号は 1426である。

 

■ザイリンクス ブースでのデモンストレーション
●4x 100G OTN トランスポンダを Virtex(R)-7 FPGA で実現
・400G OTN 機能を世界で初めてシングルチップで実現したソリューションをデモンストレーション。ASSP などの競合ソリューションを超えるラインレートで堅牢なパフォーマンスを提供する 13.1 Gbps (GTH) トランシーバも紹介する。コンパクトでコスト効率が高い OTN ソリューションで、4x 100G トランスポンダ OTN SmartCORE IP を組み込むことにより、100G および 400G+ラインカードへのニーズに対応できる、よりスマートなソリューションの開発を可能とする。

 

●400G OTN テスト開発プラットフォーム
・高度に統合された Virtex-7 FPGA をひとつ備えたプラットフォームで、10 Gbps から 400 Gbps 規模まで可能な OTN マックスポンダ、トランスポンダおよびスイッチング ソリューションのプロトタイピングが可能。先進的なプロトタイピング機能に加え、最適化された IP コアを利用できるため、開発リスクを最小化しつつ市場投入までの期間を短縮できる。

 

●XFEC: ザイリンクス独自の 100G スーパー FEC ソリューションのデモンストレーション
・GUI によってコントロールされたプログラミング可能なノイズレベルを有するビデオ ストリーム上で、ザイリンクスの 100G XFEC(High Gain Xilinx Forward Error Correction) 機能をデモンストレーションする。100G XFEC は 9.35 dB を超えるコーディング ゲインと 11uS のレイテンシを達成しており、リーチが長く低コストの光リンクを実現することによって、よりスマートで帯域幅効率が高いネットワークを構築できる。

 

■ザイリンクスの相互運用性デモンストレーション
●OIF (光インターネットワーキング フォーラム)、ブース番号 2769
・ザイリンクスの 28 Gbps (GTZ) トランシーバと、25.78 Gbps で動作する富士通 CFP2 光モジュールの相互運用性をデモンストレーション。OIF-CEI-28G-VSR インプリメンテーション合意を活用し、100G ネットワーキング システムのインテグレーションの例を実際に示す。

 

●オクラロ社、ブース番号2701
・28 Gbps に対応したザイリンクスの GTZ トランシーバが 25.78 Gbps で動作するオクラロ社の CFP2 モジュールと相互運用可能であることをデモンストレーション。Virtex-7 HT ファミリを使ってよりインテリジェントなネットワークを構築する方法を知ることができる。Virtex-7 HT ファミリが備える最大 16個 の 28 Gbps (GTZ) トランシーバは 最大 4 つの CFP2 光モジュールと直接通信するため、外部ギアボックス ASSP やリタイマーが不要になり、コスト、消費電力、フットプリント、ボードの複雑さを軽減することができる。

 

●イーサネット アライアンス、 ブース番号2909
・ザイリンクスの 28 Gbps GTZ トランシーバが 25.78 Gbps で動作するフィニサー社の CFP2 光モジュールと相互運用可能であることをデモンストレーションする。

 

●リフレクスフォトニクス社、ブース番号1046
・ザイリンクスの Virtex-7 FPGA 12.5 Gbps (GTX) トランシーバをベースとする 123.75 Gbps 光リンクが、リフレクスフォトニクス社のReflex 123.75 Gbps LightABLE と相互運用可能であることをデモンストレーション。ザイリンクス Virtex-7 T デバイスは最大 56 個の 12.5 Gbps (GTX)トランシーバを、Virtex-7 XT は最大 96 個の 13.1 Gbps (GTH) トランシー
バをサポートするため、最も信頼性が高く、最高の電力効率を持つリンクを最も短期間で市場投入することが可能である。

 

■ザイリンクスのプレゼンテーション
・3 月 19 日 (火曜日)、午後 2:00 ~ 4:00、ルーム 304D「財務アプリケーション向け光ネットワーク アーキテクチャおよびテクノロジー」ザイリンクス通信ビジネス ユニット、OTNマーケット マネジャー、リチャード コスグレーブ (Richard Cosgrave)

 

・3 月 19 日 (火曜日)、午後 3:00 ~ 3:20、イーサネット アライアンス、ブース番号2909
「400GE テクノロジー開発における FPGA の役割」
ザイリンクス CTO オフィス、Dr. ゴードン ブレブナー (Gordon Brebner)

 

・3 月 20 日 (水曜日)、午後 1:50 ~ 2:40、エキスポ シアター II
「スピードへのニーズ : 400G ネットワーキングにおけるFPGA テクノロジーの役割」
ザイリンクス CTO オフィス、Dr. ゴードン ブレブナー (Gordon Brebner)
■OIF Interoperability 2013 について
10 社を超える OIF メンバー企業が「光インターネットワーキング フォーラム」の旗印の下に結集し、「次世代 100G 光モジュールの実現」というテーマでOIF Interoperability 2013 に共同参加する。OIF の PLL デモンストレーションでは、次世代のより効率的でフォームファクタが小さい 4x 25G光モジュールの実現において重要となる CEI-28G-VSR インプリメンテーション協定の草案が発表される。

 

同イベントの公開デモンストレーションは 2013 年 3 月 19~21 日にカリフォルニア州アナハイムの OFC/NFOEC のブース番号 2769で行われる。詳細については、http://www.oiforum.com/public/OIF_Interoperability_2013.html を参照さ
れたい。

 

■ザイリンクスについて
ザイリンクスは、All Programmable FPGA および SoC、3D IC の世界的なリーディング プロバイダーである。業界をリードするこれらのデバイスとザイリンクスが提供する次世代設計環境および IP は、Smarter Network およびデータ センター向けのザイリンクス ソリューションの鍵となっている。これらのSmarter Solution はプログラマブル システム インテグレーションを実現し、幅広いユーザー ニーズに応えることが可能である。詳しい情報は、ウェブサイト japan.xilinx.com で公開している。

 

※ ザイリンクスの名称およびロゴ、Artix、ISE、Kintex、Spartan、Virtex、Zynq、Vivado、その他本プレスリリースに記載のブランド名は米国およびその他各国のザイリンクスの登録商標または商標です。その他すべての名称は、それぞれの所有者に帰属します。

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