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農家指定で鮮度・熟度を追求、直径5cmの大粒のみ使用 通常の1.5倍の完熟梅を約9カ月の長期熟成で芳醇な味わいに ワインのように繊細な“高級梅酒”「月向」限定発売 10/14(日)に発売記念の一般向け試飲会 開催

和歌山の酒造会社大手の中野BC(和歌山県海南市)は、当社が販売する中でも最上級の梅酒「月向(げっこう)」(税込3000円/720ml)を600本限定で、2012年10月14日(日)から当社ホームページと社内売店「長久庵」で販売します。

「月向」は、独自の栽培手法で良質なウメを生産する梅農家「月向農園」と当社が共同でつくる、ウメの実とその熟度、収穫から漬け込みまでの鮮度を追求した極上の梅酒です。

ウメの実は農園が本商品のために栽培・収穫しています。養分を多く摂取した、落下直前の完熟した直径約5cmの大粒の実のみを見極め、手摘みします。透明度のある琥珀色にするため、一粒一粒をチェックし無傷のもののみを選定しています。また通常の1.5倍の量のウメを使用します。

仕込みはウメの実の状態をよく確かめられるよう小仕込みで行い、定期的に攪拌(かくはん)しながら、ウメのエキスを抽出しています。実を傷つけないよう一旦、液体のみを取り出し丁寧に混ぜ、仕込みタンクに戻します。

半年後に実を取り出したのち、当社で仕込む梅酒の通常の熟成期間より3カ月間長い約9カ月間かけタンクで寝かせることで、芳醇な味わいに仕上げています。

華やかで芯のある香りと雑味のない透き通った上品な味をお楽しみいただけます。
梅農家の名前を冠にした、こだわりの「月向」は2007年から発売を開始、今年が6年目で、全国の愛好家からお問い合わせをいただく人気商品です。

■ 完熟し、落下直前の1日を見極め“木成り”を収穫

当社と月向農園が特にこだわっているのが“ウメの収穫日”です。

通常、梅酒用のウメの収穫は、実が青いうちに行います。一方「月向」は、自然落下する直前まで木で熟した、少し黄や赤がかった完熟寸前のウメの実を摘み取ります。こうして、未熟な青梅の初々しい香りや、全体が黄色くなるまで追熟させた芳醇な果実の香り、その両方を梅酒に閉じ込めます。

気温に左右されるウメの実は、時に一晩で3日分も大きく成長します。鮮度と熟度、天候をみながら、同農園の長年の経験に基づき収穫日を直前に見極めています。

■“梅酒杜氏”が全てを手仕込み

痛みやすいウメの実の鮮度を一切損なわないよう、収穫日の朝に摘み取り、昼には水で洗浄し翌日には全てを漬け込みます。

当社の梅酒杜氏・山本が、その年の果実の出来具合に合わせて砂糖・焼酎の分量を調整し味をつくります。すべて手仕込みにこだわり、適宜攪拌しながらウメのえぐみまでを抽出しないよう糖度・酸味・抽出度のバランスをみて果実を取り出します。

その後、梅酒蔵内で約9カ月間熟成します。“呼吸”し変化していくウメと梅酒の状態を日々確認し、味・香り際立つ最適な熟成時期にビン詰めします。

■梅酒もワイン同様…2011年度産のウメは栄養分、酸味が豊富で上々

梅酒もワイン同様に、栽培した年の気候で果実の出来が異なり、梅酒の味に変化を生みます。

2011年は雨の日が少なかったなど天候にも恵まれたため、ウメに栄養分・酸味を十分に蓄積できました。

「月向」も毎年味わいが異なります。昨年は凝縮された味のウメが収穫できたことから、上品でしっかりとした味に仕上がっています。

■梅酒杜氏と月向農園で利き梅酒、かつ糖酸比の成分分析も

最適な状態で出荷するため、熟成が進むと、当社の梅酒杜氏・山本と月向農園主・月向氏とともに、梅酒の状態を確かめる“利き梅酒”を繰り返します。また、糖酸比とエキスの抽出度合い等を当社の「食品科学研究所」内で成分分析をしています。

高品質のウメを使い、丁寧につくり、最高な状態で出荷します。

梅一筋95年 月向農園」とは

月向農園は、月向山の上に位置し、日照時間が長く、水はけも良好です。適度なミネラルを含む潮風を受け育った実は、香りが豊かで艶もよく、果肉も繊細です。

園主の月向雅彦氏は「同じ気候条件の年は二度とこない。その年に育ったウメの実は、一生に一度の出会い」と話します。

また「生態系を保つことが害虫や病気から木を守る」というポリシーのもと、土・草・虫・梅の木すべてのバランスを考えた独自の栽培方法で生産しています。

有機質肥料を中心に、堆肥原料に梅の剪定枝や梅干しの種を活用。病虫害防除でも、通常使うスプリンクラーを使用せず農薬を最低限に抑えています。また除草剤を使わず有効な草を生やし梅の木の持つ力を最大限に引き出しています。
こうしたこだわりの月向農園のウメは、全国の一般消費者から注文を受けるほど人気です。

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