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『朝食に関する調査』パルシステム生活協同組合連合会調べ

 パルシステム生活協同組合連合会(http://www.pal.or.jp)(本社:東京都文京区、理事長:若森 資朗)は、「朝食に関する調査」をモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)により、2011年3月22日~3月23日の2日間において実施し、1000名(調査対象者:15歳~59歳の男女)の有効サンプルを集計いたしました。

◆ 朝食は「毎日必ず」 10代で7割強 20代では5割半
◆ 朝食での個食化 「毎日必ず家族そろって朝食を食べる」15.3%
◆ 「家族そろっては食べない」10代女性で4割半
◆ 家族での朝食では『ごはん派』、個食での朝食では『パン派』が多い傾向
◆ こだわりの朝食メニュー 『ごはん派』『パン派』ともに「たまご料理」

 15歳~59歳の男女(全回答者1000名)に対し、朝食を食べる頻度を聞いたところ「毎日必ず」は67.4%となりました。年代別でみると、10代では73.0%だった「毎日必ず」の割合は20代になると55.5%と17.5ポイント低くなり、20代以降は次第に高くなる傾向が見られました。また、「朝食は食べない」との回答は全体で5.0%ですが、30代男性においては12.0%と、朝食を食べる習慣がない人が1割強みられました。

 次に、家族そろって朝食を食べる頻度を聞いたところ、「毎日必ず」は15.3%、週1日以上家族そろって朝食を食べる割合は47.0%となりました。「家族そろっては食べない」は10代で38.5%と他の年代よりも高く、特に10代女性では44.0%となり、10代女性が暮らす家庭の朝の食卓の風景では、家族と暮らしていてもバラバラに食事をする“個食”が多い様子が窺える結果となりました。

 朝食を週に1日以上食べる914名に対し、1週間のうち最もよく食べる主食を聞いたところ、「ごはん類」48.4%、「パン類」46.3%と、『ごはん派』と『パン派』が拮抗する形となりました。朝食を家族そろって「毎日必ず」食べる153名では「ごはん類」が多く62.1%、一方「家族そろっては食べない」252名では「パン類」が59.1%となり、家族での朝食では『ご飯派』、個食での朝食では『パン派』が多い傾向が見られました。

 同回答者914名に対し、こだわる朝食のメニューを聞いたところ、1位「お味噌汁」(33.9%)、2位「たまご料理」(29.8%)、3位「ヨーグルト」(23.1%)となりました。よく食べる主食別に上位3項目をみると、『ごはん派』では、「お味噌汁」(53.4%)、「たまご料理」(36.0%)、「納豆」(22.6%)、『パン派』では「ヨーグルト」(33.3%)、「たまご料理」(25.1%)、「フルーツ」(19.1%)となり、「たまご料理」が『ごはん派』『パン派』の両方からこだわるメニューとして挙げられていることがわかりました。

◆ 目玉焼きにかけるのは? 東日本は「しょうゆ」5割超で圧倒的 西日本は「しょうゆ」と「塩・コショウ」が僅差
◆ たまご焼きは甘いのがお好き? 男性では30代以降で「甘い派」から「ダシ派」に

 全回答者1000名に対し、たまご料理の代表でもある「目玉焼き」と「たまご焼き」について聞きました。
 まず、焼きあがった目玉焼きに何をかけて食べるか聞いたところ、最も多かったのは「しょうゆ」で43.7%となりました。続いて「塩・コショウ」24.6%、「ソース」9.4%となっています。地域別(新潟県・長野県・静岡県以東を東日本エリア、富山県・岐阜県・愛知県以西を西日本エリアと分類)でみると、東日本エリアでは53.4%が「しょうゆ」と回答し、しょうゆ派が半数を超え、西日本エリアでは「しょうゆ」(33.3%)と「塩・コショウ」(30.4%)が僅差でともに3割台となりました。

 続いて、好きなたまご焼きの味付けを聞いたところ、「甘いたまご焼き」41.3%、「ダシのきいたたまご焼き」39.0%、「しょっぱいたまご焼き」10.8%となりました。地域別にみると、東日本エリアでは「甘いたまご焼き」47.8%、「ダシのきいたたまご焼き」33.9%、西日本エリアでは「ダシのきいたたまご焼き」44.5%、「甘いたまご焼き」34.3%と、東日本は「甘い派」、西日本は「ダシ派」が多いことがわかりました。
 男女別でみると、男性では「甘いたまご焼き」(34.2%)よりも「ダシのきいたたまご焼き」(43.0%)が高く、一方女性では「ダシのきいたたまご焼き」(35.0%)よりも「甘いたまご焼き」(48.4%)が高くなっており、男女でたまご焼きの味付けの好みに違いが見られました。男性においては、10代20代では「ダシのきいたたまご焼き」よりも「甘いたまご焼き」の方が高く、30代以降では「ダシのきいたたまご焼き」が高くなっており、男性では20代から30代にかけてたまご焼きの好みが変わる人が多いようです。

◆ 自宅以外で朝食に利用する場所 「コンビニ」36.7% 40代男性では55.3%

 朝食を週に1回以上食べる914名に対し、自宅以外で朝食に利用する場所を聞いたところ、全体では40.2%が「自宅以外で朝食はとらない」と回答し、男性では31.9%、女性では48.3%となりました。利用場所で多かったのは「コンビニ」36.7%、「ファストフード店」18.7%、「カフェ」12.5%となっています。「コンビニ」においては女性よりも男性で高く、特に40代男性で55.3%と5割半の人が朝食に利用すると回答しました。

◆ 50代は朝活派? 「朝から活動的である」10代38.5% 50代74.0%
◆ 「朝食での会話は家族の絆を深めると思う」未婚者5割半、既婚者8割弱
◆ 「若さや美しさを保つために朝食は大切だと思う」50代女性で9割
◆ 「三食の中で朝食が健康維持のために最も大切だと思う」8割弱

 全回答者1000名に対し、「朝の活動」や「朝食」に関する項目に関して、どの程度あてはまるか聞きました。
 『あてはまる』(「非常にあてはまる」と「ある程度あてはまる」の合計)の割合をみると、「朝から活動的である」の項目では全体で54.5%と、5割半の人が朝から活動的であることがわかりました。年代別にみると、10代38.5%、20代43.5%、30代51.5%、40代65.0%、50代74.0%と年代が上がるにつれて高くなっており、最も低い10代と最も高い50代の差は35.5ポイントにも上りました。

 続いて、「朝食を食べないと体が不調になる」に『あてはまる』と回答したのは全体で60.6%と、約6割の人が朝食抜きでは体の調子がおかしいと感じていることがわかりました。特に朝食を「毎日必ず」食べる人では76.0%が『あてはまる』と回答し、朝食を抜くことが体調に与える影響を感じている様子が見えました。一方、「朝食は食べない」人では『あてはまる』が8.0%と低く、朝食を抜くことが体にとって当たり前となってしまっているようです。

 「朝食での会話は家族の絆を深めると思う」の項目では、『あてはまる』が66.4%となりました。年代別にみると、10代は50.5%、20代59.0%、30代75.0%、40代75.0%、50代72.5%となり、30代以降は7割台が続きました。未既婚別に見ると、未婚者で56.2%、既婚者で78.2%となっており、結婚し自分の家庭を持つことで、朝食を家族のコミュニケーションの場として捉える意識が高まっている様子が窺えます。

 「若さや美しさを保つために朝食は大切だと思う」では全体で78.0%となり、男性72.0%、女性84.0%となりました。特に50代女性においては『あてはまる』は90.0%と9割、『あてはまる』の中でも「非常にあてはまる」は49.0%となり、“若さや美しさは朝食から”と強く感じていることがわかりました。
 「三食の中で朝食が健康維持のために最も大切だと思う」においては『あてはまる』が77.8%と、朝食は三食の中でも“健康維持のため”にも大切なものであるとの認識が高いことがわかりました。

◆ 「朝食に美味しい味噌汁が欠かせない」約6割
◆ 朝食に美味しい卵が欠かせない 子どものいる既婚者では6割半
◆ 10代は「美味しいコーヒー」よりも「美味しい牛乳」
◆ 30代女性の4人に1人、10代男性の2割強が、朝食に美味しい“おめざ”が欠かせない

 次に、朝食に欠かせないものついて、どの程度あてはまるか聞きました。
 『あてはまる』(「非常にあてはまる」と「ある程度あてはまる」の合計)が最も高かったのは「美味しい味噌汁」で60.7%、続いて「美味しい卵」が55.1%となり、朝食にこだわっているメニューとしても高かった2項目が上位となりました。「美味しい卵」では、未婚者では47.6%と5割を切っているのに対し、子どものいない既婚者で57.4%、子どものいる既婚者では64.8%と、未婚者よりも既婚者で『あてはまる』の割合が高くなっています。
 飲み物では、「美味しいコーヒー」は52.2%、「美味しい牛乳」は36.7%と、「美味しいコーヒー」の方が高くなっていますが、10代においては「美味しいコーヒー」(29.5%)よりも「美味しい牛乳」(38.5%)の方が9.0ポイント高くなっています。
 また、「美味しいおめざ(※)」(※起きて直ぐ朝食前にいただく甘味など軽いもの)では、全体で17.8%と2割弱ですが、30代の女性においては25.0%と4人に1人が、10代の男性においては22.0%と2割強が、“おめざ”を朝食に欠かせないものと捉えていることがわかりました。

◆ 大事な日に食べたいあなたの「勝負朝めし」は? 20代女性の2割弱は「カツ丼」
◆ 朝食美人アスリート 1位「浅田真央さん」 2位「高橋尚子さん」

 全回答者1000名に対し、試験の日、大事な仕事や行事がある日など朝食の際に、「勝負朝めし」として食べたいものを複数回答で聞いたところ、1位は「味噌汁」(42.1%)となりました。続いて2位「たまご焼き」(32.7%)、3位「納豆ゴハン」(22.0%)となっています。ここでも「味噌汁」や「たまご焼き」が上位を占め、朝食に「味噌汁」と「たまご」の2つは欠かせないものになっていることがわかりました。また、「勝つ」という験担ぎメニューでもある「カツ丼」や「カツカレー」はそれぞれ12.5%、13.4%と1割強となっています。男女年代別では、20代男性で「カツカレー」が19.0%と2割弱、20代女性で「卵かけゴハン」・「カツカレー」・「カツ丼」がそれぞれ18.0%と2割弱という結果となりました。

 全回答者1000名に対し、バランスのとれた朝食をしっかり食べていそうで、最も健康的で美しいと思う女性アスリート(スポーツ選手)を自由回答にて聞いたところ、最も多かったのはフィギュアスケート選手の「浅田真央さん」(22.6%)となりました。続いて、Qちゃんの愛称でも知られるシドニーオリンピック女子マラソン金メダリストの「高橋尚子さん」(16.8%)、プロゴルファーの「宮里藍さん」(10.0%)、37歳にしてプロ復帰を果たした「クルム伊達公子さん」(8.2%)となっています。男性では、「高橋尚子さん」、女性では「浅田真央さん」がそれぞれトップとなりました。

パルシステム生活協同組合連合会 概要

■代表者名 :理事長 若森 資朗
■設立 :1990年2月
■所在地 :東京都文京区小日向4-5-16 ツインヒルズ茗荷谷
■業務内容 :会員生協の委託を受けた、商品・システム・基幹物流
■ホームページ :http://www.pal.or.jp/

本件に関する報道関係者のお問い合わせ先

パルシステム生活協同組合連合会 広報部 担当:松岡、石原
TEL   :03-5976-6133
Eメール :pal-kouhou@pal.or.jp
受付時間:10時00分~17時30分(月~金)

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